妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

なんとか先に進める

job

相変わらず会社はぐだぐだ。倒産するって言ってるのに経営権を買い取りたいというところが出てきたり、その話し合いをしている社長は詳しいことは「まだわからない」の一点張りで社員に話さないし。 ま、倒産するにせよ、どっかに経営権が移って存続するにせ…

暗くなる本

『殺人者はそこにいる−逃げ切れない狂気、非情の13事件』「新潮45」編集部 編(新潮文庫) しまった。気分が落ち込んでるこんなときに、こんな本を読んでしまった。でもこのシリーズ、好きなんだよなぁ。 「新潮45」に掲載していた事件モノのノンフィクショ…

みんな不安なのだ

job

今日は会社についてすぐ紙ごみを業者のトラックに積み込む作業をした。山のようにある紙の束をひとつずつ2階から1階に下ろす。数え切れないくらい階段を上り下りしたら、午前中だけでもうぐったり。 かなり空っぽになってきた職場で、午後はみんな自然とい…

面接

job

25日(土)、ある会社の面接に出かけた。昼ごろ西新宿のその会社が入っているビルに着く。まずアンケートを30分くらいで記入し、それを元に面接を行うという。これがけっこう細かいアンケートで、「尊敬する人は?」だの「今まで刺激を受けた町や村はどこで…

ハムレットは若ハゲだった?

書き忘れていたが、先週18日(土)に演劇を見てきた。タイトルは『ハゲレット』。“ハムレット”ではない。“ハゲレット”だ。 これは、シェイクスピアの『ハムレット』は初演当時あれだけ民衆に支持されたということは、小難しくて文学的で退屈な演目ではなく、…

後片付けに追われる

job

今日は大掃除。まるで年末みたいだ。 本当は最近まで「これ全部自分たちで片付けなきゃいけないのか? 倒産したら社員もある意味被害者なんだから、後片付けまでさせられるのはかなわん!」と思っていたのだ。しかし社長に聞いてみるとやはり自分たちでやら…

読むペースが加速中

『縁起のいい客』 吉村 昭 著(文春文庫) ←新刊なんだから書影ぐらい登録しといてほしいもんだ 吉村昭のエッセイは初めて読んだ。小説はけっこう好きでいくつか読んでいるが、エッセイは特に興味を引かれず手にとったことはなかった。どうしてこれを読んだ…

なんとも変な

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会社を閉めるということは弁護士から各関係者に通知がいくことになっている。しかし関係者はそれこそ何百人といるわけで、同時に通知が到着するように出すことは不可能だ。また、もし仮にいっぺんに届くことになると、問い合わせを受ける弁護士事務所の電話…

見通しは・・・

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今日、社長が出社したのでみんなで今後の予定をいろいろ聞いてみた。基本的には弁護士に相談してみないと決められないらしいが、恐らく今月いっぱいまでは出社することになりそう。労働債権が支払いのうちで最優先されるらしいから、今月分の給料は(いつに…

現在の状況

job

3/9の日記に意味深なことを書いてしまい、心配をかけてしまった。メールを送ってくれた友人もいた。どうもありがとう。 まず何が起こったのか書いておこう。 現在勤務している会社(出版社)が倒産したのである。つぶれたのだ。 経営状況からしてもう相当前…

やめられないとまらない

アタマが混乱しているときでも読書だけはやめられない。本を読んでいるときがいちばん癒されるなぁ。現実逃避かなぁ。『おでんの丸かじり』 東海林さだお 著(朝日新聞社) ぼくはこの「丸かじり」シリーズがなくなったら自分の人生の楽しみの少なくとも8%…

・・・・・・。

etc

自分の身に起こるとは思ってもいなかったことが起こった。 詳しくはこれから書いていくことになるが、今はいろんなことの整理がつかず、頭の中で糸がからまっている感じ。ひとつずつ考えていかなきゃ。

見事な短篇集

『マドンナ』 奥田英朗 著(講談社文庫) 抜群のリーダビリティを誇る作家、奥田英朗。『邪魔』『最悪』等、長編なのに短篇を読むが如くあっという間に読めてしまうおもしろい作品を書く作家だ。 そしてそれは短篇集でも同じだった。次々に展開するストーリ…

輝と圭吾

『森のなかの海(上・下)』 宮本輝 著(光文社文庫) 心の中からじんわり元気になる物語。 宮本輝は阪神大震災を経験している、と何かで読んだことがある。関西に住んでいるらしい。その体験がやっぱり彼の人生に影響を与えたのだろう。この作品の冒頭はそ…

豊ちゃんとポールと三州屋

eat

2/25、久しぶりの築地は場内の豊ちゃん。オムハヤシ(オムライスにハヤシをかけてある)やアタマ&ライス(カツ丼の具とごはんが別皿で出てくる)などが名物の店だ。 彼女はオムハヤシ。僕はカツハヤシ、と言ったはずがカツカレーが出てくる。あれ、間違えて…

アカデミー賞見た?

傑作! 見るべし!

少し前に『THE 有頂天ホテル』を見た。三谷幸喜監督の第3作目である。大ヒットしているので、それに大好きな三谷幸喜作品なので、期待しまくりで見に行った。そしてまさにその期待に違わない傑作だと思った。 前作『みんなのいえ』は失敗作だと僕は思ってい…