緋色の囁き 〈新装改訂版〉 (講談社文庫) 作者:綾辻行人 講談社 Amazon はるか昔に読んだこの作品が新装改訂版になって出たので再読。 笑っちゃうくらい内容は覚えておらず。 映画『サスペリア』のオマージュらしいが、見たことないので雰囲気を想像するしか…

予言の島 (角川ホラー文庫) 作者:澤村伊智 KADOKAWA Amazon 僕が珍しくホラー作家で読み続けている澤村伊智。ストーリーがおもしろいからなんだけど。ホラーはまったく怖くないんでそういうのがないと読まないわけで。 当然そういう心構えで読み始めたら、こ…

本と鍵の季節 (集英社文庫) 作者:米澤穂信 集英社 Amazon 高校生コンビが日常の謎を解く連作短編集。 2人の会話が見事すぎてこんな高校生いるか！と思ってしまった。でもおもしろい。こんな会話できる2人だから超頭いいと思う。 だからここまでの推理ができ…

喫茶店で松本隆さんから聞いたこと 作者:山下 賢二 夏葉社 Amazon 松本隆の言葉を聞き書きしたリトルプレスのような本。 松本隆だからってうなるほどいいこと言ってるわけじゃないが、あのやさしい穏やかな口調から出てくる言葉はなるほどと思わせてくれるこ…

暗黒館の殺人（一） (講談社文庫) 作者:綾辻行人 講談社 Amazon これも再読。 全4巻の大作。内容は案の定忘れている。 綾辻作品は物語の初めのうちは非常にゆっくりしたもったいぶった進み方で、イライラすると同時にワクワクもするという、実に困った特徴が…

チェーン・ポイズン (講談社文庫) 作者:本多 孝好 講談社 Amazon 新装版が出たが旧版で。 予備知識なしで読み始めたがぐんぐん読めた。あっという間に読み終わって、結果、騙された！ これはすごい小説だ。 やはり気持ちよく騙されると楽しい。 ちょっとした…