『日本世間噺大系』 伊丹十三 著（新潮文庫） 映画じゃありません。本です。 しかしこれはなんて本なんだろう？ いろんな話がたくさん入っている。前半は短いエッセイのようなものが多いが、後半は誰かに話を聞いて書いたインタビュー形式のものが続く。 で…

23日（日）は下北沢の本多劇場にナイロン100℃の芝居を見に行った。ケラリーノ・サンドロヴィッチ率いるナイロン100℃はもはや説明のいらないくらいの人気劇団だ。テレビによく出ている大倉孝二も所属している。 チケットも取りづらそうだが、劇団員のひとりの…

22日の土曜日、僕の再就職祝いを大学時代の友人たちがやってくれるというので新宿へ行く。韓国焼肉の「とんちゃん」というこれがまたディープな店。お世辞にもキレイな店とはいえないけど、こういうところの方が美味しいに決まってるのだ。 お店一押しなのだ…

19日にキャラメルボックスの芝居を見てきた。「ハーフタイムシアター」というもので1時間の短編芝居だ。今回は2本立てで、交互に上演している（！）から2本続けて見ることもできる。キャラメルもサービス精神旺盛なすごいことをやりますな。 で、19日は平日…

自分の好きなことを仕事にできる人は幸せである。これは何も特殊な仕事だけを言っているのではない。俳優とかミュージシャンとか画家とか小説家とか、そういう仕事を考えがちだが、普通のサラリーマンだって自分の好きなことを仕事にしている人はいる。 でも…

『レイクサイド』 東野圭吾 著（講談社文庫） あまり厚くないので内容が薄いと思ったら、東野圭吾に限ってそんなことは全然なかった。最後まで目が離せない一気読み確実のミステリだ。 中学受験の勉強合宿ということで、一人っ子の4家族12人が山奥の別荘に集…

『死神の精度』 伊坂幸太郎 著（文藝春秋） まず思ったのが、今までに読んだことのない小説だということ。死神の仕事を題材にしてるんだもん。初めてだよ、こんなの。タイトルから予想される重苦しさはまったくない。 死神の仕事とは、調査の対象に選ばれた…

新しい職場に変わって1週間が過ぎた。9年前に前の会社に入ったときも同じことを思った気がするが、やはり新しい環境というものは緊張するものである。勝手がわからないから何をやってもアタフタする。しかし新卒の新入社員ではないから大目に見られる事はな…

今日はマラソン大会に出場してきた。「第24回 横浜ロードレース大会」だ。横浜市港北区の樽町公園をスタート・ゴールとして鶴見川ランニングコースを走る。5キロ、10キロ、20キロとあって僕は10キロ。朝10時のスタートだ。 前回、新宿シティマラソンに出たが…

昨日で今の会社に行くのは終わり。来週からは別の会社だ。 営業権買取の話は結局不調に終わったらしく、完全に倒産（破産）になったと昨日社長から話があった。これから裁判所に破産申請をするという。まあこれがややこしくなくていちばんいい。 未払い賃金…

会社が倒産し来週から新しい仕事に就くということを両親に報告した。次の仕事が決まっているというのがやはり安心材料なのだろう、特に何も言われなかった。 ついでに仕事が落ち着いたら家を出ると伝える。なるべく早く引っ越すつもりだ。 さてそんなこんな…

雇用保険（失業手当）の手続きの説明を読んでいて、こいつはおかしい！と思ったところがあった。 離職してから1年以内に次の職が見つかった場合、その間に失業手当をもらっていなかったら前職と新しい職との雇用保険の加入期間が通算される、という制度だ。 …

倒産のため会社を退職となり、次の職に就くまで1ヶ月あいだが空く。というわけで、今日は市役所に、国民年金の加入手続きをしに行った。1ヶ月だけだが空白期間を作らないためだ。 朝の8:30に行ったので一番乗り。しかし離職票を持っていくのを忘れたため、会…

『第三の時効』 横山秀夫 著（集英社文庫） 待ちに待った横山秀夫作品の新しい文庫化。なかなか新しいのが出ないからホント待ち遠しいんだ。 で、この『第三の時効』。もう期待通り！ 相変わらずのおもしろさ。やっぱりどれを読んでもハズレなしだな。 短篇…

土曜日は彼女の部屋探しに付き合った後、仲間のお花見に合流する。といっても時間が遅くて花見には間に合わず、そのあとの居酒屋飲み会だ。 みんな口々に再就職決定おめでとうと言ってくれ、本当にありがたい。僕の名前を入れた飾りつきのケーキまで買ってお…