妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

おもしろかった

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく 作者:川内 有緒 集英社インターナショナル Amazon 「目の見えない人が美術鑑賞をする」というのは以前何かの本で読んだ気がするが、思い出せない。それがこの白鳥さんだったかもわからない。 目の見えない人がどうや…

名人芸だなぁ

思い出トランプ (新潮文庫) 作者:邦子, 向田 新潮社 Amazon まさに名人芸である。 印象深い短編が13編。どれも心の隅をキリキリと突いてくるような名編ばかりだ。 向田作品は『父の詫び状』を読んだくらいだが、そのエッセイと同じような印象を持った。唐突…

秀作かな

暗闇の囁き 〈新装改訂版〉 (講談社文庫) 作者:綾辻 行人 講談社 Amazon これも再読。内容ぜんぜん覚えてない。これもいつもの通り。今後再読だけでいけるんじゃないかと思うくらい覚えてない。 囁きシリーズでも『緋色』とは別物。記憶に関するミステリとい…

これ本当におもしろかった!

すばらしい人体――あなたの体をめぐる知的冒険 作者:山本 健人 ダイヤモンド社 Amazon 外科医の著者が人体の仕組みを解説する。と言ってもとてもやさしくおもしろく。 人体がいかに驚くべき仕組みか、すばらしい機能を備えているか、誰でもわかるように話して…

オーソドックスな本格ミステリ

奇面館の殺人(上) 館シリーズ (講談社文庫) 作者:綾辻行人 講談社 Amazon 館シリーズを最初から再読してきて、とうとうこれが最後。当時発売してすぐに読んだのを覚えてる。2012年だったみたい。ついこないだみたいだけど、内容はやっぱり忘れている。いや…