妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

名人芸

『風が吹いたら桶屋がもうかる』 井上夢人 著(集英社文庫) さすが井上夢人! うまい。よくできている。ホント何読んでも感心するなぁ。 男3人で共同生活をしているシュンペイ、ヨーノスケ、イッカク。シュンペイはフリーターで牛丼屋で働いている。イッカ…

いまさらこんな本

『バトル・ロワイアル』(上・下) 高見広春 著(幻冬舎文庫) 家にあったので(って自分で買ってるんだけど)ちょっと試しに読んでみた。ちなみに映画は見ていない。 いわれているほど残酷な感じもしなかった。なんでだろう? ゲームっぽいからだろうか。殺…

いろいろ

etc

今日は引越し屋さんに来てもらって見積もりをしてもらう。家具類は本棚ひとつだけだから大きいものはないが、ダンボールが多くなりそう。 ケーブルテレビにも連絡した。ネットがスムーズに移行できればよいが。 こまごました連絡もたくさんあって引越しって…

荷造りにボーゼン

etc

いま、引越しのために部屋の荷造りをしてるんだけど、CDのあまりの多さに辟易してるところです。これを全部持っていっても仕方ないのはわかってるんだけど、入ってる本棚をまた使いたいので、いったん全部出さなきゃいけないことには変わりないわけで。 持っ…

歌舞伎初体験

歌舞伎座で歌舞伎を初体験してきた。演劇好きではあるが、歌舞伎は特に興味がなかった。 泉鏡花の作品を立て続けに上演するというので、泉鏡花好きの彼女が必死になってチケットをとったのである。歌舞伎座にも一度行ってみたいと言っていたし。 そんな連れ…

Be TARO!

art

岡本太郎の巨大壁画『明日の神話』を見てきた。「太陽の塔」と同時期(1968年〜69年)に制作されたものの、それから長年行方不明になっていたこの作品は、2003年9月メキシコシティで発見され、約1年の修復を経てやっと公開されたのだ。 僕も「ほぼ日」の「T…

久々に泣ける小説だった

『トワイライト』重松 清 著(文春文庫) 重松清の得意技「家族」をテーマにした小説。 重松清は大好きなのだが、当たりハズレがあって、まあハズレといっても並みの作家より全然いいのであるが、それゆえに「まあまあだな」となったときはちょっと残念な気…

引っ越すぞ

etc

えと、引っ越します。部屋は決めてきました。神奈川から東京の人になる〜。 来月初めに引越し予定なので、急に慌しくなってきたのだ。荷造りを開始しなくては。 ネットをはずすのは最後の最後なので、まだ更新はします(ホントか?)

輝作品はなんでいつも上下巻なんだろう?

『約束の冬』 宮本輝 著(文春文庫) なんだか複雑な物語を印象的なエピソードと言葉であっという間に読めるエンターテインメント作品に仕上げる手腕はさすが宮本輝。 宮本作品を読んでいると、作者が生み出している小説というふうには感じなくて、もうすで…

俺たちは志士じゃない

土曜日(7/1)に池袋のサンシャイン劇場に演劇集団キャラメルボックスを見に行った。タイトルは『俺たちは志士じゃない』。幕末時代ものだ。 新撰組を抜けようとして追われている主人公2人は、逃げる途中の風呂屋でその場にあった着物を盗んで着替える。その…

おもろいもの

etc

部屋を片付けているといろいろとおもしろいものを発見する。 1992年のセイコースーパーテニスを録画したビデオテープが出てきた。イバニセビッチ対レンドル(なつかしー)の戦い。何でこんなもんを14年も保存していたのかと思ったら、試合終了後にカメラを持…