妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

すばらしい

鯨の岬 (集英社文庫) 作者:河﨑 秋子 集英社 Amazon 全然知らない作家だが書店で見かけておもしろそうだったので。 中篇が2篇入っている。どちらもすばらしかった。 著者は北海道出身らしい。2編とも舞台は北海道。現代ものと時代もの。 淡々と進む話かと思…

難しくてモヤモヤする

ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル (幻冬舎新書) 作者:佐藤大介 幻冬舎 Amazon 死刑に賛成か反対か。法学部の学生だった30年以上前からどちらにも入ることができず、ずっとモヤモヤを抱えている。 この本は死刑がどのように行われているか、証言などを…

古典もいいね

フォックス家の殺人〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者:エラリイ クイーン 早川書房 Amazon ミステリの古典であるこんなのも読んでみた。 新訳で出てたので良い機会かなと思って。 やはり長く読まれ続けるのはそれなりに理由があるね。おもしろかった…

自分で店をやっていくって大変

新聞記者、本屋になる (光文社新書) 作者:落合 博 光文社 Amazon 新聞記者だった著者が書店を開く話。 この書店は一度行ったことがある。おしゃれだなあと思ったけれどたしか買わなかったと思う。 しかし、店を開くって大変だなぁと思った。58歳で始めるって…

初めて読んだ

父の声 (文春文庫) 作者:小杉 健治 文藝春秋 Amazon 名前は聞いたことがあったが初めて読んでみた。 調べたら結構なベテランだった。そういえば昔から書店で名前を見かけるもんな。 覚醒剤にかかわるミステリだ。 なかなかおもしろかったんだけど、話の展開…