2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧
『隕石誘拐 ― 宮沢賢治の迷宮』 鯨 統一郎 著(光文社文庫) 鯨さんといえばここにも書いたが、歴史ミステリの『新・世界の七不思議』と『邪馬台国はどこですか?』が傑作だった。 初めてそれ以外を読んでみた。うーん、普通のミステリは微妙につまんないか…
『処女』 原田宗典 著(幻冬舎文庫) 原田宗典が書いた「小説・戯曲・落語・コント」のそれぞれ処女作を集めたもの。各作品のあとに自作解説が載っている。これがとても興味深い。 小説(『失透』)なんて16歳のときの作品だって! “青い”といえばそれまでだ…
『ダイスをころがせ!』(上・下) 真保裕一 著(新潮文庫) たまたまタイムリーな時期に読んでしまった。これは選挙小説である。そして青春小説でもある。 カネも地盤も何もない34歳の男が衆議院総選挙に無所属で出馬する話だ。高校時代の地元の仲間が応援…
8/20、初めて寄席に行ってきた。場所は新宿の末広亭。 落語は何回か行ったことあるけど寄席は初めて。12時から16時半までが昼の部、17時から21時までが夜の部。 というわけでキリのいい17時に入ってみたらこれが大盛況。椅子席と桟敷席があって椅子席はほぼ…
8月15日にはZepp TokyoにWeezerを見に行った。 アルバム『メイク・ビリーヴ』がとてもよかったので、ぜひともライヴで聴きたかったのだ。 日本人が好きそうな泣きのメロディが満載のギターポップサウンド。ライヴになると轟音になるせいかギターの激しさが強…
8月14日に日比谷野外音楽堂で忌野清志郎のライヴを見た。夏のライヴはやっぱり野外である。この日もいい天気で気温と熱気で汗だらだらだったが、時折会場を吹き抜ける風がとても気持ちいい。セミの声に包まれながら開演を待つのもいいもんである。 清志郎は…