妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

コクヨのカッター

ふと自分の身の回りを見ると、モノが溢れていることに気が付きませんか? 僕はそう思った。自分の部屋の中になんとモノが多いことか。なんだかいらないもんばっかり。必要のないもの、買ったはいいが使わなくなったもの、そういうものが溢れかえってる。 も…

生活を改めたい

斉藤和義ライヴ

斉藤和義のライブツアー「青春38きっぷ」の初日に行ってきた。 今回はリリースが何もなく純粋なライヴのみであるから、昔の曲とかいろいろやってくれるのではないかと期待して。 結果的にはちょっと変わってたくらいかな。以前のライブの曲をあんまり覚えて…

きょうでき

『きょうのできごと』 柴崎友香 著(河出文庫) 田中麗奈主演で映画化もされた小説。 変わったことはなーんも起きない。友達の引越し記念の飲み会に集まった男女の若者数人。その1日のできごとを淡々とつづるのみ。 こういった淡々と日常を描く小説は数多く…

シーズンⅠ見終わりました

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えー、『24』のシーズンⅠを見終わりました。久しぶりにドラマを見て興奮しました。 もう誰もが絶賛してるから特に言うことはないが、アメリカのTVドラマを舐めてたよ。こんなおもしろいとはね。ラストは唖然。開いた口がふさがらなかった。そんなアホな! さ…

相変わらずのハゲタカ

『無防備都市 〜禿鷹の夜Ⅱ』 逢坂剛 著(文春文庫) 悪徳刑事・禿富鷹秋(トクトミタカアキ)、通称・禿鷹(ハゲタカ)が主人公のシリーズ第2弾。 第1弾もすごかったが、今回さらにパワーアップ。ハゲタカの悪徳っぷりに磨きがかかってる。 こんな刑事いるわ…

映画『マシニスト』

見てきましたよ。あの365日寝てない男の話のやつを。映画『マシニスト』だ。 どんな話かCMを見ても想像がつかないので、見たいなぁと思っていたのだ。こういう予想もつかない内容ってかなり好き。 ネタバレするつもりはないが、やめろよって人は以下読まない…

これは心のHEIANなのか!?

art

東京都写真美術館に初めて行ってきた。見たものは『HEIAN 戸田正寿作品展』。もちろん彼女の趣味。 戸田正寿なる人をまったく知らなかったが、写真美術館でやってるってことは写真家だろうなという想像だけはつく。たったそれだけの情報で見に行ったのだ。そ…

ブルータス3/1号

今出ている雑誌ブルータスは「快眠」の特集だ。近頃、睡眠をネタにした特集が流行っている気がする。それだけみんな快眠を求めているのだろう。 このブルータスの特集もなかなかおもしろいものだった。冒頭にあったコラムは知らなかった情報ばかりで、思わず…

絶品!

『口笛吹いて』 重松 清 著(文春文庫) 全5編の短篇集である。そのすべてが泣ける! 重松清はなぜこうも家族を描くとうまいのだろうか。別に泣かそうとか感動させようとか、そういういかにもな描写があるわけでもないのに、読み終わった途端、じわっと涙が…

思わぬ収穫かも

『パイロットフィッシュ』 大崎善生 著(角川文庫) 正直、びっくりした。この著者の本は『聖の青春』しか読んだことがなかった。それとのあまりの雰囲気の違いに驚いた。ノンフィクションと小説という違いもあるのだろうが、ここまでの小説を書く人だとは思…

やっぱり寿司だよ、寿司!

『至福のすし 〜「すきやばし次郎」の職人芸術』 山本益博 著(新潮新書) 寿司好きには憧れのブランドとも言える「すきやばし次郎」。そんな次郎に惚れ込んだグルメ評論家・山本益博の次郎賛歌本。 そうとしか言いようのない持ち上げっぷりなんだもん。そり…

なるほどー

『片想い』 東野圭吾 著(文春文庫) “性同一性障害”という重いテーマを扱っているが、タッチは青春小説。東野圭吾もスタート地点は青春小説を書きたいという思いだったようだ。雰囲気はSMAPの「夜空ノムコウ」から拝借したと本人が言っている。 それにして…