妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

そーいえば

12/22に新木場STUDIO COASTにweezerを見に行ってきた。今夏、夏フェスのついでに何回かライヴをやって帰っていったと思ったら、もうJAPANツアーだそうだ。日本って儲かるんですね。ま、僕みたいにそのたびに行く人がいるからなんだろうけど。 内容も夏のとき…

さようなら、KBT・・・

なんだかすごい小説だなぁ

『グロテスク』 桐野夏生 著 (文藝春秋) この異様な迫力は何だ? どんな内容なのか予備知識なしで挑んだこのブ厚い、そして文字の多い(2段組)小説。なんだこりゃ的迫力に押されて、なんだかんだで読みきった。 何が“グロテスク”って、登場人物の誰もがと…

三谷幸喜の舞台を見てきた

12/24、渋谷のパルコ劇場で三谷幸喜 作・演出の『12人の優しい日本人』を見た。 東京サンシャインボーイズ時代から僕が日本でいちばん面白い芝居を書くと思っていた劇作家・三谷幸喜。ここ数年は人気がすごくてチケットが取れず、もう何年も見ていなかった。…

読む前に聴け!

『ジョン・レノンを聴け!』 中山康樹 著 (集英社新書) なんの分野でも“評論家”と呼ばれる人種は信用できないと思っている。まったく何を“評論”するんだか。自分の思ったこと感じたことを書くだけなら“感想家”でいいじゃないか。 この本は音楽“評論家”の中…

しかし不思議だ

『はじめての部落問題』 角岡伸彦 著 (文春新書) 同和教育というのを受けた記憶がない。そういうところもあるというから不思議はないが、だから気になってはいたがなかなか細かい知識は得られなかった。本もどれから手を出していいかわからなかったし。 そ…

今回の築地は?

eat

17日は多分今年最後になるであろう築地に行ってきた。 10時30分に場内に突入。目指すは「やじ満」のカキラーメンとジャンボシュウマイだ。カキの旨い季節にカキをたくさん食っておこうという魂胆である。それにやじ満といえばカキラーメンとシュウマイなので…

朝、通勤電車で1時間立つつらさ

エンターテインメント!

『グレイヴディッガー』 高野和明 著 (講談社文庫) 『13階段』の著者、高野和明の噂ではそのさらに上をいくという小説『グレイヴディッガー』を読了。『13階段』が非常におもしろかったので、期待して読んだ。大傑作とはいかないまでも、傑作であると思う…

久々に泣けた!

12/10(土)、池袋サンシャイン劇場に演劇集団キャラメルボックスの芝居『クロノス』を観に行った。 この芝居の原作は『黄泉がえり』で有名な梶尾真治である。『クロノス・ジョウンターの伝説』という短篇集(?)の中の1篇を舞台化したものらしい。原作は読…

ひとりごと

etc

最近、いろんなことに煮詰まっちゃって、かなり気持ちがどんよりしてる。かつてないほどだ。 そんなこんなで溝の口にある身代り不動尊に行って、友人たちとお払いを受けてきたが、気分転換にもならず、「ちゃちゃっとお経読んで1人3000円かぁ・・・」「こり…

いい映画だなぁ

27日、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』を観てきた。 噂どおり心があたたまるいい映画だった。そんでやっぱり泣けた。でもこの「泣ける」は『セカチュー』とか韓流の号泣ドラマみたいな大げさなものではなく、幸せな気分になった後じんわりと涙が滲んでくるよう…

行ってきましたサザンのライブ!

12/1(木)、東京ドームにサザンオールスターズのライブを見に行ってきた。 今回のツアーは大晦日の横浜アリーナまで続くので、これから見に行く人のため、曲目はもちろん演出もここでは書きません。 でもひとこと。すばらしいコンサートだった! 見に来た人…

久々の原田宗典

『どこにもない短篇集』 原田宗典 著 (角川文庫) とても短い作品が17篇収録されている。そのすべてが奇妙な話だ。気味が悪かったり不思議だったり恐かったり。全体的にホラーテイストになっている。 一篇がとても短いのでワンアイデアの一発勝負的ではある…

ヘンな彫刻

art

11月23日、初台にある東京オペラシティアートギャラリーでシュテファン・バルケンホールの作品展を見た。この人の名前すら聞いたことがなかった。しかし、会社のアート好きの人の、おもしろいから見に行けとの勧めに従い行ってみた。 バルケンホールはドイツ…