妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

トリエンナーレ

art

10/29、横浜トリエンナーレを見てきた。名前は知っていたがそれが何なのかわからなかった。行ってみてわかりました。現代アートの大展覧会なのね。 山下埠頭にある倉庫を2棟使い、その中に(あるいはその外に)たくさんのアート作品が展示してある。展示し…

おもしろい話をききたくはないか?

『職人ワザ!』 いとうせいこう 著 (新潮社) 職人に話を聞くのは楽しいに決まってる。どんな職人でも、それが自分がまったく興味がない仕事でも、ぜったいおもしろい話が聞けるはずである。ある仕事に人生をかけて没頭している人は、その仕事ぶりを聞いて…

言うことなし!

『孤宿の人』(上・下) 宮部みゆき 著 (新人物往来社) 宮部みゆきの時代小説ってなんでこんなにいいんだろう。 今回はとても悲しい物語で、途中何度も涙が出そうになった。特に後半はウルウルシーン続出でまさに“涙なくしては読めない”展開。 讃岐の丸海…

皇居をジョギング

etc

最近ジョギングを始めた。運動不足解消のためだ。幸い家が海に近いので、海岸沿いのサイクリングロードを走る。たくさんの人が走っている。みんな走ってるねぇ。手軽に運動するにはジョギングって最適だもんね。 もちろん走るのなんてつまらなさそうと思って…

よもや浜省のライブに・・・

まさかこの僕が浜田省吾のライブに行くことになるとは、数年前までは考えられなかった。ま、ファンじゃなかったら当たり前か。それがあーた、行ってきましたよ、10/15に。国立代々木競技場第一体育館。 彼女がファンだったってだけなんすけどね(そういう彼…

しびれる歌声

10月13日、ライヴに行ってきた。6/17にも行ったSalyuである。 まだデビューして間もない新人であるが、小林武史の秘蔵っ子らしく、プロデュースから曲の提供、はてはライヴでキーボードまで自分で弾いちゃうのだ。大事にされておりますな。 前回は渋谷のクラ…

美味しいものは好きですか?

eat

秋、サンマ、とくればもうこれは築地に行くしかないでしょう。 なわけで10/8に行ってきました、築地。美味しいものが好きなのに築地に行ったことない人は、もうゼッタイ損をしている! と言い切れます! サンマを食べようと行った先は、場内の高はし。サンマ…

僕はDISC2の4曲目が好きだ

あの最相葉月のエッセイ集

『なんといふ空』 最相葉月 著 (中公文庫) (文庫がないので単行本の表紙です) 『絶対音感』『青いバラ』等の傑作ルポを書いた最相葉月による初のエッセイ集。 なんでもない昔話や日々感じていることなどを書き綴っているが、ルポライターらしくさりげな…

こいつはかなりいいぞ

『ラッシュライフ』 伊坂幸太郎 著 (新潮文庫) 伊坂幸太郎はもうすでに人気を確立している。なんだか彗星のように現れて一気にスターになったような気もするが、僕と同じ年齢というところがうらやましくもあり感心もする。 以前に3作品を読んでいる。『オ…

上原隆のエッセイ

『雨の日と月曜日は』 上原隆 著 (新潮文庫) 今まで上原隆の本はルポルタージュ・コラムを読んできたが、これはエッセイ集。ルポでは自分の存在を出来る限り表に出さないで書いていて、それがすばらしく良かった。エッセイとなるとまた違って、今度は「私…

京極堂に行ってみたい

『狂骨の夢』 京極夏彦 著 (講談社文庫) 『姑獲鳥の夏』が映画化されて慌ててこいつを読みました。京極堂の第3弾。 いやはや長い。厚い。今さら京極の本にこんな文句は聞き飽きただろうが、仕方ない。こんなに厚くする必要があるのだろうか。いや、こんな…