妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

なかなかおもしろかった

みどり町の怪人 (光文社文庫 あ 72-1) 作者:彩坂美月 光文社 Amazon これもまったく知らなかった著者だったが、なんとなくおもしろそうだったので読んでみた。 結果、当たりだった。とてもおもしろかった。 みどり町には「みどり町の怪人」が潜んでいて、女…

なるほど

一九八四年 (ハヤカワepi文庫) 作者:ジョージ・オーウェル,高橋 和久 早川書房 Amazon 死ぬまでに一度は読んでおこうシリーズ。 あらすじすらほぼ知らなかった。この歳で初読。 名作と言われているがおもしろいのか?こういう発想は今でこそ数多あるが、この…

なんかグッタリするな

さよなら、野口健(集英社インターナショナル) 作者:小林元喜 集英社 Amazon 野口健と栗城史多は昔から胡散臭いと感じていた。元マネージャーが書いたのならば野口健がどういう人間か少しでもわかるかなと思い読んでみた。 タイトルからして批判的な内容だ…

ワクワクするなあ

怪談小説という名の小説怪談 作者:澤村伊智 新潮社 Amazon ホラー短編集。でもホラーというよりやっぱり「怪談」の方が似合うような気がする。単なるイメージだけど。 タイトルはよくわからないけど、どの短編も「どうなるんだろう?」とワクワクが止められ…

こういうふうに仕事がしたい

恐竜まみれ―発掘現場は今日も命がけ―(新潮文庫) 作者:小林快次 新潮社 Amazon 恐竜研究者の著者が普段の仕事の様子などを書いてくれる、とても興味深い本。 当然発掘がメインになるのだろうとはわかっていたが、これは本当に大変だ。やっぱり好きじゃなき…

びっくり

真実はベッドの中に (双葉文庫) 作者:石持 浅海 双葉社 Amazon この作者はいつもおもしろいので中身を確認せずに読み始めた。もちろんミステリと思って。 そしたらすごい官能小説が始まったのでびっくり。 でもちゃんとしたミステリだった。 編集者からの「…

予想以上によかった

鳳凰の船 (双葉文庫) 作者:浮穴みみ 双葉社 Amazon まったく知らない作家だったが書店で気になって読んでみたら、これがすごくおもしろかった。 北海道を舞台にした時代小説の短編集。 なんともいい話ばかりで、これはいい作家を知ることができた。 おそらく…