2022年3月に死去した著者の、死後編まれたエッセイ集。
ロッキング・オンはほとんど読んでなかったので、この人の文章を読むこともほぼなかったのだが、なんとなく手に取った。
ビートルズに人生を狂わされた、と言っているように、ビートルズを始めとした昔のロックが大好きで、それが文章にガンガン出ているので読んでて嬉しくてしょうがない。
しかも評論家的な文章じゃなくて、酒を飲みながらビートルズ好きの仲間と語り合っているような、中学生かと思うような気軽な調子だから最高である。
ところどころ思わず笑ってしまうし、死ぬまでこうやって音楽を楽しみたいなと思う。
タイトルはストロベリー・フィールズ・フォーエバーだね。