まさかこの僕が浜田省吾のライブに行くことになるとは、数年前までは考えられなかった。ま、ファンじゃなかったら当たり前か。それがあーた、行ってきましたよ、10/15に。国立代々木競技場第一体育館。
彼女がファンだったってだけなんすけどね（そういう彼女もライブは初めて）。
浜省はデビュー30年になるんだそうな。すごいね。長年の固定ファンが付いているアーティストって息が長いんだよな。ヒットチャート（主にシングル）にはそう顔を出さなくてもアルバムは出せば売れるって感じで。
曲を全然予習していかなかったので、知らない曲ばっかりだった。それを差し引いてもやっぱりベテランは魅せてくれるねぇ。3時間半くらいの長〜いライブだったが、まったく退屈しなかった。「これが浜省のライブかぁ」というもの珍しさもあったのかもしれないけど。
アリーナの真ん中に小さい円形ステージを作って、途中からそこに移って何曲か披露するなんてことも。サービス精神旺盛だなとちょっと好感度アップ。
彼はほとんどテレビに出ないので、実際歌っているところすらあまり見たことがなかった。ましてや喋ってるところなんか見たことがない。MCってどんなこと喋るのかなぁと思ってたら、これがすごい饒舌。いろんなこと喋ってた。デビューしてから今までのこととか、観客の年齢を聞いていろいろツッコんだりとか、トシなんだから長いライブはやめろと医者に言われた話だとか。かなり話好きなんだね。口調とかが長渕剛に似ているというとファンである彼女に怒られるので言いません。
長くやっているだけのことはある貫禄のステージだったと思う。
