妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

しびれる歌声

10月13日、ライヴに行ってきた。6/17にも行ったSalyuである。
まだデビューして間もない新人であるが、小林武史の秘蔵っ子らしく、プロデュースから曲の提供、はてはライヴでキーボードまで自分で弾いちゃうのだ。大事にされておりますな。
前回は渋谷のクラブクアトロ、今回は渋谷AX。またライブハウスだ。新人だから仕方ないけど、もうライブハウスはイヤだなぁ。早く大物になってアリーナクラスまで行ってくれないかなぁ。
僕は背が低いのでライブハウスだとステージがほとんど見えないのだ。今回も会場に入ったらもう満員御礼で、見えるような位置まで移動なんて不可能。前には背の高い人がいて背伸びをすれば人の隙間からちらりと見える程度。もうこの時点で前を見るのはあきらめました。ひたすら暗闇を見つめながら歌声を聴くだけ。つ、つらい。
それでもSalyuが出てくるところはちらっと見えました。彼女はツアー前半での打ち上げで足を骨折したらしく、抱えられて登場。
しかし歌声は骨折をものともしないすばらしさだった。座って歌うからなかなか踏ん張りがきかないと思うのだが、それでもあの力強い声にはおどろいた。前回はアルファ波が出ていそうな癒し系歌声だと感じた。でも今回、癒し系よりも迫力のほうが勝っていた。不思議な声だよ、まったく。
これから売れるかどうかは、事務所の売り方次第だと思う。おせっかいながら今の売り方はお世辞にも力を入れているとは思えない。いくら歌が良くても曲が良くても宣伝をしっかりやらなきゃ売れないのだ、今の世の中。
だからこのブログにこのような記事を書くのもまぁ一種の宣伝です。気になったあなた、すぐに買って(レンタルで借りて)聴いてみよう!