妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

いい映画だなぁ

27日、映画『ALWAYS 三丁目の夕日を観てきた。
噂どおり心があたたまるいい映画だった。そんでやっぱり泣けた。でもこの「泣ける」は『セカチュー』とか韓流の号泣ドラマみたいな大げさなものではなく、幸せな気分になった後じんわりと涙が滲んでくるようなものだ。
俳優もみんなすばらしい演技をしていた。特に堤真一はああいう役をやらせたらピカいちだ。堀北真希の青森弁はうまかった。顔が丸くて昔の女の子みたいでいいキャスティングだと思った。
それからもうひとつよく言われているのが、CGのすごさだろう。現代じゃありえない景色がいっぱい出てくるのを見れば、もうそこらじゅうCGを使っているのは間違いない。でもそれが昭和33年の風景に溶け込んでいる。あんまりCGを意識させない。こういう方向にCGをもっと使うようにすれば、こういう古きよき日本の時代を舞台にした映画が、現代でももっとできるんじゃないだろうか。
海外の人にも見てほしい映画だ。特に韓国の人たちに見てもらって、韓流ドラマに日本人はハマってるけど、こういう映画こそ日本人が笑って泣いてるんだぞ、ということをわかってもらいたい。