見てきましたよ。あの365日寝てない男の話のやつを。映画『マシニスト』だ。
どんな話かCMを見ても想像がつかないので、見たいなぁと思っていたのだ。こういう予想もつかない内容ってかなり好き。
ネタバレするつもりはないが、やめろよって人は以下読まないでください。
サスペンス風味で話を最後まで引っぱっていくので、飽きることがなかった。画面の色味が灰色っぽいというか青っぽいというか、この効果はとてもよかったと思う。なんか重苦しい雰囲気が終始していてストーリーとマッチしていた。
ストーリーとしてはこれと同じ仕掛けの映画を観たことがあると誰もが思うはずだ。よくあるっちゃよくあるだけにその切り口が重要なのだが、この作品はそこそこのデキかな。もうちょっと驚かしてほしいというのが本音。
それにこれは主演のクリスチャン・ベールには悪いと思うけど、あそこまで減量する必要があったのだろうか？（映画史上初の30キロ減量らしい）
だってあのストーリーでは別に主人公が睡眠障害である必要もないし、ガリガリの必要もないんだもの。観客に壮絶な感じを与えるという雰囲気づくりのためといえば言えるけど、それだけのために30キロ落とさなくても・・・。
でもまあ、見ても損はない作品だとは思う。他の人の感想も聞きたいです。
