妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

清志郎ライヴ

8月14日に日比谷野外音楽堂忌野清志郎のライヴを見た。夏のライヴはやっぱり野外である。この日もいい天気で気温と熱気で汗だらだらだったが、時折会場を吹き抜ける風がとても気持ちいい。セミの声に包まれながら開演を待つのもいいもんである。
清志郎は今年デビュー35周年らしい。僕の生まれる前にデビューしているのだ。いやはやすんごいなぁ。
先日買ったRCサクセションのベストアルバムに昔の写真が掲載されていた。その若い清志郎の表情は不良そのもの! ワルそうな、ちょっとでも声をかければ「なんだよ、このやろう」と凄まれそうな。今回のライヴでの表情と比べれば時の流れをひしひしと感じる。
ライヴは期待通り絶好調。昔のヒット曲から最新アルバムの曲まで、実に声が出ていた。
途中、客席の真ん中に小さいステージを作って、そこでアコースティックなナンバーを数曲やるコーナーあり。「世界初、野音のサブステージで歌ってます!」と清志郎。『ぼくの好きな先生』なんかもやってた。
『雨上がりの夜空に』が盛り上がることは言うまでもないが、最新シングル『JUMP』はキャッチーでいいなぁ。恐らく清志郎本人も大好きなのだろう『Baby何もかも』は僕も大好きです。前半のソウルフルな歌いっぷりと後半のテンポアップするところ、どこをとっても名曲。これを聴くためだけにアルバム『KING』を買ってもいいぞ。