妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

ナイロン100℃

23日(日)は下北沢の本多劇場ナイロン100℃の芝居を見に行った。ケラリーノ・サンドロヴィッチ率いるナイロン100℃はもはや説明のいらないくらいの人気劇団だ。テレビによく出ている大倉孝二も所属している。
チケットも取りづらそうだが、劇団員のひとりの妹さんと友達なので、なんやかやと3回ほど誘ってもらって見に行っているのだ。
しかしさすがに日曜日なので補助椅子になる。尻が痛いがかなり前の方でじゅうぶん満足。
タイトルは『カラフルメリィでオハヨ』。海に囲まれた精神病院から脱走しようとする患者たち。ボケが始まった老人とその家族の困惑。その2つを行ったり来たりしながら物語は進む。
爆笑のコメディだが、テーマはけっこうへヴィー。ナイロンってコメディー寄りかシリアス寄りかいまだに判断できない。毎回こんなバランスなんだろうか。もちろん芝居は大満足だ。ゲストの山崎一はホント感心するくらい芝居がうまいし、三宅弘城はこの劇団ではいちばん好き。大倉孝二も相変わらずあの口調だし。
観劇後は見に行ったみんなで近くの居酒屋で飲む。久しぶりに会う友人が多く、再就職の話なんかもやっぱりする。出版系の仕事をしているやつらばっかりなので「早くこっちに戻ってこい」なんて言われた。うう、俺だって戻りたいよぉ。待ってろ。すぐ戻るからな。