- 作者: チェーホフ,小野理子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2009/03/17
- メディア: 単行本
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これほど有名な戯曲なんだから普遍的なおもしろさがあるのだろうと、期待して読んだが、これが潔いくらいよくわかんなかった。
読み終わった途端「いやいやいや、俺の理解力が足らないんだろう」と頭を振った。
しかも内容的には悲劇なのにチェーホフ自身は喜劇だと言っているのである。運命に翻弄される人間の愚かさを笑う、といえばわかったふうに聞こえるが、それでいいんだろうか。
あんまり書くと自分の馬鹿さ加減をさらしている感じになってくるからほどほどにしておこう。
でもまあこれで喜劇芝居の天才・三谷幸喜がこれをどう料理するかがさらに楽しみになった。