妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

懐かしい三谷ドラマの脚本

今夜、宇宙の片隅で

今夜、宇宙の片隅で

実家の本を整理していたらこのドラマの脚本集が出てきた。懐かしいので再読。いやあおもしろかった。ドラマは当時(1998年)リアルタイムで見ていたはずだが忘れていた。
本当によくできた脚本だ。ニューヨークが舞台で、話はほぼ主人公(西村雅彦)のアパートの部屋で展開する。モテ男役の石橋貴明、ヒロイン役の飯島直子。登場人物もほぼこれだけ。
モテない部類の人間には非常に身につまされる話だ。西村雅彦に思いっきり感情移入できる。
さんざん情けない主人公を徹底的に描いてのあのラストはたまらない。
またこのドラマが見たくなった。DVD出てないかな。