- 作者: 北村薫
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/09
- メディア: 文庫
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このエッセイはミステリについて、から始まって様々な話題に移っていくが、その広がり方がとてもいい。
少し向田邦子に似ている。ちょっとした話題から次の話題に移るところが気持ちいい。
こういう博識の人の話って聞いていて本当におもしろい。高校の先生をやっていたこともあるからだろうか、人に話をするのがうまいのだろう。
トークイベントなんかあったらとてもおもしろく聞けそうだ。
この本のおかげで久生十蘭とか夢野久作とかいろいろ読めてよかった。