先天的に、あるいは後天的に腕がない人や、盲目の人、吃音の人など、さまざまな人に話を聞いてそれぞれどのように自分の体を使っているか、そこに到る体や心の変化などを探っていく。
11例しかないのでごく少数の人の話だけど、これよりももっと大変な方もいるかと思うと、呆然としてしまう。
と同時に人間の体ってすごいなというアホみたいな感想しか出てこなかった。
つい障害者とひとくくりにしてしまうが、当たり前だが一人ひとり障害の程度も違うし、個人個人感じ方も違う。
この人にとってとてもいいやり方が別の人ではまったくダメだということはいくらでもあるだろう。
この本に登場する方たちにまた数年後話を聞いてみたい。