お見事

the TEAM ザ・チーム (集英社文庫)

ある理由で様々な事件や現象を調査する4人組のチームの活躍を描いた話。
活躍と言っても犯罪でもある。
もう昔話になってしまうがスピリチュアルブームが過去にあった。それをアイデアの元にしているのだろう。テレビでそういう番組が多いときは、なんか仕掛けがあるんだろうなと思っていたから、こういうことが行われていたとすれば納得だ。
ま、現実としてできるわけないこともやっているけど、そこは小説。おもしろく読めされすればそれでいい。
井上夢人の作品だから、間違いなくおもしろいのはわかっていたし、期待しながらその期待を裏切らないってすごい力だと思う。
あまりにおもしろいので続編を期待してしまうが、ここまできれいに終わっているとこれでおしまいでいいとも思う。