妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

ユージとキヨフミ

江古田マーキーでオーノキヨフミ別所ユージのライブを見た。
オーノキヨフミは彼女がファンでよく聴いていたので知っていた。別所ユージが何者かわかったのはライブ後にWikiを見てから。元Bluem of Youthのボーカルだって。雷波少年でロシアを旅した2人組らしい。あんまり覚えていない。
別所ユージの曲を初めて聴いた。アコースティックギターの弾き語りとエレピの弾き語りだった。曲はものすごくきれいなメロディーで、結構いい曲ばかりだったように思う。でもあまりにきれいすぎて、さらっとしすぎていて、あとに残らない。帰るときに覚えてる曲は1曲もなかった。
難しいね。いい曲を書いてもそれだけじゃダメなんだもん。
それに対してオーノキヨフミは、同じようにいいメロディを書くんだけど、どこか必ずひねくれてる。何かひっかかるところがある。こういうところが必要なのだよ。“平凡”という曲は僕の大好きな曲。ぜひみんなに聴いてもらいたい。
オーノキヨフミは曲がいいんだから、ちょっとしたきっかけで売れると思うんだけど。
売れるって本当に難しい。いい曲を書くだけじゃ売れない。いい曲かどうかとはまったく関係ないところで何かが必要なのである。
日本全国にこうやってなかなか売れずにちっちゃいライブハウスで地道に活動しているミュージシャンが掃いて捨てるほどいるんだろう。お互いがんばろうぜ(勝手に同志)。