妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

ビッグ・オー

エッセンシャル・ロイ・オービソン

エッセンシャル・ロイ・オービソン

ミステリー・ガール

ミステリー・ガール

キング・オブ・ハーツ

キング・オブ・ハーツ

ロイ・オービソン3枚まとめて。
“エッセンシャル〜”は2枚組みベスト盤。往年のヒット曲をまとめて聴いてみたかったので、これはとても便利だった。昔から歌声は変わらないなぁ。ベルベット・ヴォイスにとろけまくり。いい声してます。
“ミステリー・ガール”はリアルタイムで聴いてた。トラヴェリング・ウィルベリーズのすぐ後に出たアルバムだったし、ジェフ・リンが主にプロデュースしてると聞いていたもんだからね。曲はキャッチー、音はもちろんジェフの音。すべてが好みだった。U2のボノがプロデュースしてる曲もあるんだよね。キャリア最大のヒットとなったが、発売前にロイは急逝。ヒットを知らずに亡くなったのは残念だ。
“キング・オブ・ハーツ”はロイの死後に出たアルバム。残されたデモテープや録音済みのボーカルに、彼を尊敬する後輩ミュージシャンが音を重ねて完成させた。これまたすばらしい作品。もちろんウィルベリーズのメンバーたちは参加してます。
あの歌声にロックが似合うってのが不思議。売れない時期もあったらしいけど、最後にいい作品を残せてよかったんじゃないかな。
少し前に出たウィルベリーズのボックスセットに付いてたDVDには、レコーディング風景などのドキュメンタリーが入っていた。これがかなりの感動モノ。後輩たちに本当に愛されてるんだなぁというのがよくわかる。必見だ。