ラウドネス！

RACING(English Version)

METAL MAD

ラウドネスの新譜が出たと聞き、ああいうヘビーなのもたまには聴いてみたいなぁと思った。
高校生の頃よく聴いていた。誰もが一度は通るヘビーメタルの道だ。
しかし二井原実（ボーカル）が脱退して急速に興味を失い、また重いヘビーメタルはだんだん聴いていて疲れてくるようになって、スパッと聴くのをやめた。
僕の知らないところでバンドは紆余曲折があったらしい。メンバーの交代を繰り返したあと、結局オリジナルメンバーで数年前からやっていた。
最新作“METAL MAD”の前に、オリジナルメンバーに戻ってからの最高傑作と言われている“Racing”を聴いてみた。それも日本語ではなくその後に出た英語バージョン。ラウドネスで日本語はちょっとつらい。やっぱり英語じゃないと。
バラードが一切なく速い曲で全曲押し通すかなりヘビーなアルバムだった。
続いて“METAL MAD”。“Racing”と同じようにずっしりくる。ミディアムテンポの曲もあるけど、それにしたってすごい重量感。
もはや日本人のバンドとは思えない。僕が高校生の頃より確実に進化している。
もちろん不満はある。二井原実の英語の発音はどうなんだとか、音域が狭くなってないかとか、声が出なくなってないか（年のせいか）とか。
でも確実に日本人離れしていると思ったなぁ。アメリカ人がこれを聴いたらどう思うのか知りたい。アメリカでもリリースしているらしいが反応があんまりなさそうなのを見ると、やっぱりダメなのかな。