妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

陽気なギャングが映画になった

5月21日(日)は池袋に映画陽気なギャングが地球を回すを見に行った。
伊坂幸太郎原作の小説をどう映画化したのかが気になって・・・というのはウソで、彼女が「大沢たかおが見たい」「伊坂幸太郎大好き」と言って早々に前売り券を買ったのである。
正直原作の内容の記憶は薄れていて、その点でもよかったのだろう、予想以上に楽しめた。
まずアメリカ映画のように奇抜な映像処理が楽しい。カーチェイスシーンはCGなのがバレバレなんだけど思い切ってこうしちゃった方が逆に気持ちいい。
佐藤浩市の演技がコメディノリで芸達者だなぁと思った。銀行強盗に入って人質の前で演説するシーンなんか見事にハマってました。
全体的にアニメっぽいノリだった。なるほどこの原作はこう映画化するというお手本みたいな作品になったと思う。
タイミングを合わせたのか、原作の続編が発売になったらしい。こうなると同じキャストで映画も第2弾があるに違いない。期待してまっせ。