この人の本は絶対におもいろいとわかっているので内容も見ずに読んでみた。
そしたらマジでおもしろかった。
著者は世界の辺境へ探検するので、それに合わせて現地の言葉をひたすら習得してから行く。習得しないまでも現地でどんどん覚えてどんどん使う。
「語学の天才まで1億光年」って言っているけど、この人は目的のためなら努力を努力とも思わず楽しんでやれるという、努力の天才だ。
ここにある体験は20年以上前のことだが、いま語学を勉強している人が読んだら絶対に影響を受けると思う。
本来語学の勉強ってこうやるもんなんじゃないかと思えてくる。
また、読んでいると言語を通して世界の成り立ちを考えることが多々あったが、これも興味深かった。それぞれの国や地域はまさに言語から成り立っているんだと改めて思った。
体験に勝る語学学習はないな。