妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

俺は下戸でYMO好き

 

下戸の夜

下戸の夜

 

 下戸についてのエッセイ集。

書き手は当然下戸の人が多い。でもその内容は様々でソフトに下戸でよかったことを連ねているのもあれば、酒が飲める人を攻撃しているのもある。

僕は下戸なのですごくよくわかる。

なんか酒が飲めないことが人間としての能力が低いことのように見る人多いよね。「いい大人が酒の1杯も飲めないのか」って。

そしてなぜか酔っ払った武勇伝を得意げに話す人が多い。

酒なんてただの好き嫌いの嗜好品だ。それ以上でもそれ以下でもない。

ま、そういうことがつらつらと書かれている。

上戸も下戸も楽しめると思う。

 

YMOのONGAKU

YMOのONGAKU

 

 音楽プロデューサーの藤井丈司のトークイベントを書籍化したもの。

YMOのアルバムごとにゲストとともにいろんなことを話している。

僕が藤井丈司を知ったのは桑田佳祐の1stソロの仕事をしたときだったが、この人がこんなにYMOと関わりがあったとは知らなかった。

YMO関連の本はいろいろ出ているが、やはり現場にいた人の話はおもしろい。

初めて聞く事実がいっぱいあってよかった。

ゲストも関係者ばかりでトークイベントもずいぶんとマニアックだったろうなと笑ってしまうほど、内容が濃い。

このイベント知らなかったけど、行きたかったなぁ。