- 作者: 長岡弘樹
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/12/08
- メディア: 文庫
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評判が良かっただけに期待大で読み始めたが、期待を大きく上回る面白さだった。
警察学校が舞台がまず新しい。他にもあるのか知らないが、いろいろ事件が起こりそうな設定だ。
実際、凄まじいことばかり起こる。
警察学校の実態とどこまで似ているのかはわからない。しかし相当厳しいだろうなという想像はつく。
ここまでの訓練を受けてきたのだと思うと、町の警官がみんなあれをくぐり抜けてきたのかとぞっとしてしまう。と同時に精神的におかしい人が出来上がってしまわないのかと心配になる。
巡回カードを書きたくなくて警察官と言い合いになったことが昔あったが、これを読んであれはヤバかったんじゃないかと思った。恨みを買ってたらと思うと怖すぎる。