妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

異次元の音楽

エアロスミスがニューアルバムを出した。解散説まで出ていたのに、あれだけ険悪だった仲は何だったんだ。
メンバーも雑誌の記事も初期の頃のサウンドが戻ってきた的なコメントが多い。プロデューサーがジャック・ダグラスだからかもしれない。でも聴いてみるとそれほど原点回帰な音ではないと思った。最新と昔がブレンドされたような感じだ。だから少し中途半端な感じがしなくもない。
曲自体もいつものような“どキャッチ”なものはあまりなく、悪くはないけど・・・的なものが多い。これは逆にアレンジを派手に豪華にした方が良かったのではないか。
ただまあ腐ってもエアロスミス。ダメダメなアルバムなわけではない。「ラヴァー・アロット」なんて、すごく単純でつまらない曲だなと最初思ったのだけど、何度も聴いているうちにクセになってくる。ライヴで聴いたらさらに気持ちよさそうだ。
アマゾンのレビューが結構悲惨でかわいそうになってくるが、これもファンゆえでしょう。
東京ドームでのライブはとてもよかったんだからライブDVDなんかいいのではないでしょうか。