2024-03-25 いい会話 栞と嘘の季節 〈図書委員〉シリーズ (集英社文芸単行本) 作者:米澤穂信 集英社 Amazon 前作『本と鍵の季節』がおもしろかったので続編を。 殺人などは出てこない〈日常の謎〉がメイン。とはいっても物騒な話ではある。 図書委員の高校生2人が主役なんだけど、こいつらの会話がまあかっこいい。かっこいいと言ってはおかしいか。こんな高校生の会話は小説の中だけだろう。 事件の真相はなんか曖昧な感じがしたけど、話自体はおもしろかった。 シリーズ化するらしいので次作を楽しみにしている。