関連した芝居を見る前に読んでおこうと思って。
発表当時は衝撃だったろうな。こんなワクワクする展開なんだもん。
今なら様々な小説が氾濫しているからこのくらい普通だけど、二転三転してどうなるのか先がわからない。
アリス・マリエル・ウィリアムソンの小説『灰色の女』を翻案した黒岩涙香の小説を江戸川乱歩がリライトしたらしい。
乱歩にはこれをさらに少年向けにリライトした『時計塔の秘密』というのがあるらしいが、子供の頃には読まなかったな。というか、子供の頃に乱歩は通ってこなかったんだよな。
これを読んでたら夢中になっただろうな。今でも十分に通用するストーリーだ。