- 作者: 真保裕一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/06/10
- メディア: 文庫
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真珠湾攻撃から始まる太平洋戦争でアメリカの日系人がどのような目に遭っていたか、複数の視点から描く全3巻の超大作。
日本との戦争でアメリカに住む日系人はどうしたか。全然気にしたことがなかったので本当に驚いた。こんなことが行われていたのか。
これは場所が変わっても時代が変わっても同じようなことが起こる可能性がある。とても考えさせられる内容だ。
途中が少しだるいなと思ったが、下巻に入っての戦闘シーンなどは凄まじかった。死と隣合わせの緊張感が伝わってきた。
これは映画化すべきだと思う。日本とアメリカで合作するしかないと思うが、完全映画化ならば素晴らしい作品になるんじゃないだろうか。