妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

絢爛豪華・目黒雅叙園

目黒雅叙園に初めて潜入。假屋崎省吾(以下「カーリー」)の花を見るため。
華道なんてまったく興味が無いのになんで行くのか。それはカーリー大好きな友達がいるからなのだ。
ま、誘われないとこんなものに行く機会なんてないから、それはそれでいいことではある。
しかしこの友達(女)は「カーリーっていうよりも“カーリーの花”が好きなんだからね」と言っておきながら、「中性的な男性が好き」とか抜かすので困ったもんである。
事前に目黒雅叙園のサイトでチェックしてみたら、これがすんごい建物なのだ。例によって目黒雅叙園なんてまったく興味がないので知らなかったのだが、“昭和の竜宮城”と呼ばれたくらい絢爛豪華で、国の登録有形文化財なんだそうだ。
「百段階段」などの保存建築は普段は公開されていなくて、こういうイベントのときだけ入ることができるらしい。
じっさい入ってみると、もうクラクラするほどの装飾。螺鈿細工や柱に彫りこまれた彫刻の数々。描いていないところがないんじゃないかと思うくらい無数にある絵画。
こういった部屋のそこかしこにカーリーの生け花が飾られているわけだ。
たしかに花もキレイだけど、建物そのものに目が行ってしまって、目黒雅叙園を堪能した。
トイレの中まで豪華なんですよ。ありえないですよ。どうするですよ(日本語がおかしくなってる)。
あまりのすごさに出てくる頃には半笑いだったよ。やりすぎだろって思うとおかしくておかしくて。
まあ、一度見に行ってください。