沖縄在住の著者のエッセイ。
若くして子どもを産むことになった女性への聞き取り調査などをしている大学の先生。
エッセイだがそういう関わった女性も出てくる。これがあまりにもつらい。沖縄でもこういう被害はたくさんあるんだ。
男性が誰でも持っている女性差別の意識。知りながら何もしないというのも差別なんだろう。自分もそうか。
これに沖縄の基地問題もある。これも沖縄への差別だ。沖縄以外に住んでいる人は自分に関係ないものとして触れようとしない。これが差別だ。
辛い現実を突きつけられた。これを読んであなたならどうする?と言われた気がする。
文章が少し情緒的すぎるところがあまり好きではなかった。