実は初めて読みました。
もっと若い時に読んどきゃよかった。もちろんとてもおもしろかったし、わかりやすかったし、読みやすかった。若い時ならずいぶん感化されただろうなと思った。
著者がちょくちょく出てくるのもおもしろかった。この時代に完全に没頭するわけではなく、舞台裏をちょっとずつ明かしてくれるみたいな。
登場人物も出てくるたびに「この人は維新後、こうなってこうなって何年に死ぬ」とかってバラしてくれる。これはなかなかいいと思った。
しかし、それにしても竜馬が魅力的すぎないか。いろんな人を魅了し、好かれ、女性にモテて、もう最高の人物じゃないか。
大政奉還を成し遂げた後、新政府には入らず、すぐに暗殺されるという、本当に天がこの時代に遣わした人なんだなと思わずにはいられない。
竜馬以外にも魅力的な人物がたくさんいる。それらの小説なんかも読んでみたい。