ベストセラーとなっているらしく、おもしろいのかなと思って読んでみた。
“湿地の少女”と呼ばれ差別されて生きているカイア。家族にも捨てられて一人孤独に生きているから町の人たちから気味悪がられている。
親切にしてくれる人は若干いるが、ほとんどを一人で暮らしている。
それだけの理由で差別されている。それが本当に酷い。
結構つらい話が続くので読んでて暗くなってしまうが、ミステリ的要素もあるのでなんとか読み通せた。
ミステリと紹介されていたのでそう思って読み始めたが、あまりそこは重要ではないみたい。
カイアの心の動きがこの物語のメインだろう。
映画化が決まっているらしいから見てみよう。