どこかで薦められていたので読んでみた。
「うた」に関する様々な考察だ。これが意外におもしろかった。意外に、と言っては失礼かもしれないが、「うた」だけでここまでおもしろくなるとは思えなかったのだ。
元の本が2014年に発行、この増補完全版が今年出た。
著者は早稲田大学の先生で人間行動学者だという。若い方だと思ってたら1960年生まれ。僕より10歳以上も上だった。
いろんな話題を取り上げているので難しくはなくとっつきやすい。語り口も軽やかで入りやすい。
でもやはり「うた」についての話なので、そこで出てくる楽曲を聴きながら読む方がいい。Youtubeとかでその都度聴いていくのが楽しい読み方だろう。