- 作者: J.D.サリンジャー,柴田元幸
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2012/07/20
- メディア: 文庫
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が、おもしろくないどころか、ストーリーすらよくわからないものもあって苦痛でしかなかった。半分くらいまで読んだところで挫折。久しぶりに読むのを途中でやめたわ。
『フラニーとズーイ』は全部読んだがこれもつまらなかったし、『ライ麦畑』も対して響かなかった。これはサリンジャーうんぬんではなく、外国の小説全般に言えるんだが、自分に合ってないのかな。
まず無駄な会話。意味のない会話が読んでて苦痛。
それから会話や地の文の文体の奇妙さ。現代のものは結構良くなっているのだろうが、もうちょっと自然な喋り方してくれと思う。地の文だって作家だったらこんな書き方しないと思うものばかり。
まあ百歩譲って大したストーリーがないのは大目に見るとしても「作家ならもっとうまい文章を書け」と思う。海外の作家と日本の作家の違いだろうな。
しばらく海外文学は手を出したくない。