妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

アートとロックのいい関係

ロックの美術館

ロックの美術館

アートとロックが密接に関わりあっていることを様々な事例を挙げて解説していく。
アートとロックといえば「ジャケット」がまず思い浮かぶが、それだけにとどまらず、音楽家の活動自体にもアートを感じさせるものもあれば、現代芸術家が音楽を題材にしてインスタレーションを行う場合もある。
最近の展覧会から昔のレコードの歴史に関わる部分にも言及し、知らなかった視点がばんばん出てくるから楽しくてしょうがない。
アートとロックの両方に興味がある人ならとても楽しめる1冊だ。
図版もたくさん掲載されているから文章でわからないところもそれを見ればだいたいわかる。そこから先はネットで各自調べればいい。
しかしロック関係のおもしろい展覧会ってたくさんあったんだなぁ。これからもあるだろうから気をつけておこう。