- 作者: 吉田豪
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: 新書
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という内容だと思ったのだが、これがほとんどエピソード集。そのエピソードの中にインタビューのコツは出てくるから問題はない。それどころかすべて面白すぎる話ばかりだから、むしろこういう内容の方が読みたかったくらいだ。
常々思っていたのは、取材対象者とどんなに仲良くなろうとも、どんなに年下でも、吉田豪は常に敬語で話しているということ。インタビュイーが小学生のアイドルでもである。これはできるようでなかなかできないのではないだろうか。
下調べをすごくするとかよく言われているが、しかしインタビュアーたるもの下調べくらいきっちりしなくちゃダメなんじゃないの?
だから吉田豪のやってることはごく当たり前のことなのである。それができないインタビュアーが多いから彼が目立つわけで。