妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

ポール71歳!

NEW

NEW

曲数が多い輸入盤のデラックスエディションを買ったらやっぱり日本盤の方が1曲多かったという。
「バック・トゥ・ザ・ビートルズなアルバム」と発売前から言われていて、本人もそう言っていて、先行シングルの「NEW」を聴いたらまさしくそのとおりの音で。
でもいざ聴いてみたらそこまでビートルズではなかった。というかもっと攻めていた。
「NEW」がいちばんビートルズっぽいというか、ポール節全開の曲で、それはそれはたまらないんだけど。
1曲目から疾走感のあるロックサウンド。前作の『キス・オン・ザ・ボトム』の時に「これからはこういう落ち着いたアルバムを出し続けてくれてもまったく構わない」と思ったのに、全然違った。かっこよすぎる。
ジャイルズ・マーティンら数名のプロデューサーを曲ごとに使い分けているのだが、それぞれのカラーが出ていてそれもおもしろい。