- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/05/24
- メディア: 文庫
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宮部みゆきはゲーマーだからこういったファンタジーの世界もおなじみなのだろう。
冒頭こそ主人公の少年の現実の世界が描かれるが、舞台が“幻界”と呼ばれるファンタジーの世界に移ってから、まるでRPGの中を冒険しているような物語が始まる。
宮部みゆきだからつまらないわけじゃないけど、さすがにこれは読者を選ぶような気がするなぁ。
ゲームにもファンタジー小説にも縁が無い僕には少々読みにくい感じがした。
少年の成長物語とすればなかなかよくできてるし、例えば映画にすれば(アニメ映画化はされているが)おもしろく見れると思う。
少年の頃にこれを読んでいたら結構影響があったんじゃないだろうか。
宮部みゆきはこれ以外にもファンタジー小説を書いているようだ(未読だから詳細はわからないけど)。
やっぱり書きたくなっちゃうんだろうな。