妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

ポールのリマスター豪華版

ポール・マッカートニー(スーパー・デラックス・エディション)

ポール・マッカートニー(スーパー・デラックス・エディション)

マッカートニーII(スーパー デラックス エディション)

マッカートニーII(スーパー デラックス エディション)

ポール・マッカートニーのアーカイヴコレクションシリーズの第2弾。今回は「マッカートニー」と「マッカートニーII」の2点だ。このセレクトの仕方がにくい。10年の間があるけど、両方ともバンドが解散した後のリリースで元祖宅録といわれている。
今回もいろんな形態で出る。が、やはりいちばん豪華な“スーパーデラックスエディション”を購入。高いけどこればっかりはしょうがない。
いつものようにレコードコレクターズ誌を見ながらがっつり聴き込む。
「マッカートニー」はサウンドの完成度は低いけどメロディの良さはやっぱりポール。この中では異色の「恋することのもどかしさ」にどうしても耳が行ってしまう。完璧な曲だと思う。
他にも「エヴリナイト」「ジャンク」「テディ・ボーイ」などいい曲がたくさんある。地味だけど「燃ゆる太陽の如く」も好きだ。
「マッカートニーII」はそれに比べるとあまり聴き込んだ記憶もないので、ピンと来なかったんだろう。今回改めて聴きなおした感じだ。
「カミング・アップ」の印象が強すぎて他がかすんで見える。「ウォーターフォールズ」なんかもいい曲なんだけど。
DVDには「フローズン・ジャパニーズ」に関するインタビューも入っていて、興味深かった。真意を話しているとも思えないけどね。
さて、次はどのアルバムがリイシューされるのだろうか。「ラム」あたりをお願いします。