妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

またまた東野圭吾

手紙 (文春文庫)

手紙 (文春文庫)

なんだか泣きたい気持ちとやりきれない気持ちと、いろいろ複雑な感情が渦巻いて、無性に叫びたくなった。
強盗殺人罪で刑務所に入っている兄とその弟。弟の生活には様々な困難が待ち受けている。
犯罪者の家族がどういう目で見られるか、これが現実なんだろうなぁ。
ラストは本当に重い。泣けて泣けて仕方ない。