2010-02-26 難しいけどおもしろい book できそこないの男たち (光文社新書)作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/10/20メディア: 新書購入: 18人 クリック: 152回この商品を含むブログ (173件) を見る『生物と無生物のあいだ』がとてもおもしろかったので、これも読んでみた。僕は完全に文系の頭だけど、そういう人にもわかるように生物の性の決定の仕方を話してくれる。“わかるように”というのは言い過ぎかな。完全にはわからないけど、わかったような気になり、楽しく読ませる。 話がいろんなところに飛ぶ。でも最後にはひとつに集約する。その構成が巧みである。頭いい人ってのは文章がうまい。どんどん引き込まれる。 願わくばこの人には“小説”方面には進んでほしくないなー。