妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

ロスト・イン・トランスレーション

昨日5月5日に見に行ってきた。
ドラマチックなことはまったく起きない、静かで切ない物語。異国の地・東京で出会ったボブとシャーロットはお互い惹かれあうが、激しい情熱の恋に落ちるわけでもなく、静かにお互いを想い合うだけ。その切なさがいい。
東京の街の風景は普段見慣れているはずなのに、なんだか日本じゃないみたいだった。
京都も少し出てくるが、東京のネオンと京都の荘厳な寺、このギャップがおもしろい。日本って外国人から見たらやっぱりヘンなんだろうなぁ。そんな日本がぼくは大好き。
ラストの雑踏の中で2人が抱き合うシーン、胸がキュンとしました。