2020年夏、高校野球がコロナで中止になったとき、当の高校生(選手たち)や監督はどういう思いでいたのか。
星稜高校と済美高校という強豪二校に取材したドキュメンタリー。
特に3年生は甲子園という最後の目標を突然外されてしまったわけで、どういう気持でいたのか、とても知りたかった。
甲子園がなくなったことにどう対処すればいいか、まさに「正解」はそれぞれの個人ごとに違う。だから難しい。
このときの高校生たちがもっと大人になったとき、それこそ20~30年後に振り返ったときにこれでよかったんだとか、ああすればよかったとか、自分で考えることになるんだろう。
コロナは世界中の人たちにとてつもないダメージを植え付けている。本当に憎らしい。