ニッポンの編曲家 歌謡曲/ニューミュージック時代を支えたアレンジャーたち
- 作者: 川瀬泰雄,吉田格,梶田昌史,田渕浩久
- 出版社/メーカー: DU BOOKS
- 発売日: 2016/03/04
- メディア: 単行本
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それなのに作詞家、作曲家の方が注目されて編曲家は陰で支える人みたいになっているのが非常に残念だった。
子どもの頃から編曲家の名前は何となく覚えていて、仕事の内容は知らなかったが、今でもああ見たことあるなぁという名前が多い。
これはそんな編曲家にスポットを当てて、主にインタビューを中心にまとめられた画期的な本だ。
アレンジャーと切り離せないスタジオ・ミュージシャンにも言及してあって、わかっている人が作ったなと思える。
若くして亡くなった大村雅朗は「SWEET MEMORIES」が注目されがちだが、数多くのアレンジ楽曲がそのすごさを伝えている。単独の研究書もあるので読むのが楽しみだ。
あと同じく誰もが口を揃えてすごいというのは萩田光雄だ。今度自身が書かれた本が出るそうなので楽しみにしている。
もっと編曲家のすごさが世間に伝わってくれると嬉しい。